2010/04/25

2010-04-24 Steve Reich

  1. スティーブ・ライヒの「Music for 18 Musicians」と「Music for a Large Ensemble」ばかり聴いている。どちらもECM盤。アナログも持っていたが手元にない。http://bit.ly/190dzy http://bit.ly/6dbiSG
  2. スティーブ・ライヒの音楽はいつの日か演奏したい、という野望を持っているがそれが不可能であることは知っている。見果てぬ夢だ。四十代に入ったときそれをはっきり自覚した。遅まきながらだ。
  3. きっかけはうちの奥さんと有名な「Clapping Music」を遊びでやったときに全て分った。http://bit.ly/b5kmmK つまりずれたところから全くダメダメなんだな。何度やってもダメでした。あたしのアリンコ並みの脳味噌では処理できなかった。
  4. 共通の拍というかグルーブをしかkり意識しながらやるアンサンブルはダメなんです。いくつも重なった声部を聴き取りながら演奏するのもダメ。そんなわけで普通の音楽を演奏することが出来ないんだけれどバッハはすごく好きだ。誤解と誤読でバッハやスティーブ・ライヒの音楽を聴いているわけだ。
  5. 拍をずらすというと、一昨年だったか高橋鮎生さんの図形楽譜ワークショップでフィリピンの作曲家、ホセ・マセダの「UDLOT-UDLOT」をやったのを思い出す。うまくいったらファンキーで良い曲なんだろうと思うが、一拍ずつずれこむ五拍子のパターンはぼくには出来なかったな。
  6. この日のワークショップ参加者はぼくも含めて全員シロートだったわけで、グタグタな演奏に終始したわけです。未経験者ばかりの即興演奏ワークショップも同じようなことが起こる。
  7. このグダグダな演奏ということを真面目に考える。照れも恥じらいも臆面もなくこのグダグダパフォーマンスを演じきったらどうよ!と考える。下手をオリジナリティに転化というやつだけど、これまた見果てぬ夢ですね。
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